とある理由により、
バイトをお休みして、家族とお出かけをしました。
その最中の出来事です。
ちょいと遠出になりますので、
高速道路を使用しました。

  • ハプニング〓

走り出して暫く経ちました。
前の車が、遅かったので追い越しをかけることになりました。
ブーン (←追い越し最中)
カッチンカッチン (←追い越し終わり、走行車線へ)
・・・プーーー (どこからともなく不思議な音)
「何の音だろう?」
プーーー (鳴り止まない)
プーーー ガッ、ガガガガッ ガクン!ガクン! ブ〓ン・・・
エンジンが停止しました・・・
もちろん、止まる前に、白線の方へ寄っていたので
事故にはなりませんでしたが・・・

とりあえず、外観に以上が無いかチェック。
異常なし。
もう一度、エンジンをかけてみる。
エンジンはかかる。
アクセルを踏む。
ガガガガ・・・
「こりゃダメだわ」
どうやら、ギアの部分が壊れたらしい。

電話しなきゃいけなくなりました。
高速道路についてるアレです。
生まれて初めて、高速道路を歩きましたよ。
ほかの車の速いこと。
当たり前ですけど、ブンブン飛ばしてますね。
こんな車に当たったら、一発で天国にいけると思いました。

車から、その電話まで、だいぶ離れていました。
700mぐらいかな?
やっとたどり着いて電話。
状況、地点(脇にある数字)、車種などを報告。
すぐにJAFが来てくれる事になりました。
といっても、40分かかると・・・

しばらく経って、JAFが来ました。
とりあえず移動ということで、レッカー移動。
私たちは、レッカー車に連れられて最寄のICまで行きました。
追越をかけていく人の目が痛いッス。
でも、こういうときこそ楽しんだ者勝ち!
ということで、妹を運転席に乗せてみました。
恥ずかしいようで、追い越す車が来ると、隠れます。
必死に隠れる姿がとても面白かったナ。

しかし、こういう日はサンデードライバーが多くて、
故障を起こしている車は私たちだけでは無かったです。
追い越しただけでも、2台。
ICで、3台。
・・・皆さん、長旅する前には必ずメンテナンスしましょう。
それでも、故障ってのはするんですから。

ICにつくとすぐ、保険屋さんが台車を用意して
合流してくれました。
保険屋さんに感謝。

そして、急いで親戚の家へ行きました。

〓目的地到着-
今回のお出かけの目的・・・
それは、お見舞いです。
それも、私がバイトを休んでいくぐらいだから、かなり深刻。

病状は以下の通り。
老人性痴呆症の悪化。いわゆる、ボケです。
症状としては、意識がほとんどなく起きられない状態。
この病気は、だんだん頭の回路が働かなくなっていくのです。
「物忘れする。人の顔を忘れる。家に帰って来れない。」
というのが一般的ですが、悪化すると、
動物としての「生きる」という回路までが冒されてしまうのです。

精神病院で、寝たきりになっているところを訪れました。
やせ細って、体にチューブをつけていました。
食べ物、飲み物が喉を通らないので、
全て点滴で行っている。
喋る事もままならず、体を傾けることもできない。
今、思い出しても苦しくなります。
「早く元気になってね。」
その一言しか、私の口からは出せませんでした。
治らない可能性が大きいと医者が言った。
と、家族の方は言います。
しかし、決して諦めていない意思が伝わってきました。
ご家族の元気になって欲しい。という思いが胸を締め付けました。

ただ良かったことは、
私の父と祖母のことを覚えていたことです。
祖母のときはパッと目を開いて頷きました。
それがどういう意味なのかは、わからないけれど、
大切なことだと感じました。

生きるということ。元気になること。
負けて欲しくないです。
がんばれ!

  • そのあと-

そんなこんなで帰ってきて、
一息つくとまもなく、子供たちの「遊んで〓」攻撃に遭いました。
ここの家族は、全部で13人。大家族です。
祖父、祖母、父、母に、子供が9人!
上は高校1年生から、下は9ヶ月。
父さん、母さんがんばったもんだぁ。
中にはそっくりな双子までいて、もう大変でした。

面倒を見るのが必死なお兄ちゃん、お姉ちゃん。
元気満々の5年生の双子。
ちょっと高飛車な4年生。
甘えん坊の2年生。
一緒に遊ぶけど、上には勝てない5歳。
まだお母さんがいい3歳。
兄の腕でポケ〓っとしてる9ヶ月。
個性あふれる兄弟です。

ゴムボールで遊んだり、
キャッチボールしたり、
おんぶと抱っこを同時にしたり・・・
汗びっしょり。体ヘトヘト。
短い時間だったけど、とても仲良くなれました。
そして、とっても面白かったです。

やっぱり、私も大家族にしようかな・・・


・・・とまあ、本日も忙しい一日でした♪

〓教訓-
・故障は突然やってくる。日々のメンテを忘れずに。
・生き抜かなきゃいけない。
・私は子供が好きだ。
                               以上