覆面パントマイマー

フジテレビで旅芸人のドキュメンタリーをやってた。
といっても、その人はホームレス。


夜の街道で、パントマイムをやって日銭を稼ぐ毎日。
収入はほとんどない。
年齢は不詳だけど、もう十五年もやってるとか。


ああいう大道芸で飯を食うのはホント大変だけれど、
ホームレスになってもやり続けるっていうのは、
相当な覚悟が要る。
それでもやっているのだから、偉いっちゃ偉い。
でも、生きるのが下手過ぎる。
もうちょっと頭使えばそれなりの生活は出来るだろうに。
ま、満足してるみたいだからそれで、いいんじゃないかな。


でもやっぱり衝撃を受けたことに変わりはない。
ホームレスになっても、芸だけで食おうなんて。
漫画か空想の世界だけだと思ってたから。
現実にいること自体が有り得ない。


ほっとけないまずしさは、こういうのじゃないか?
これからはもう少し大道芸人にお金を払ってもいいかなぁと思えた。
ちっとも満足させてくれなきゃ、払う必要ないけど。