本気とタイミング

やっと副社長に名前と顔を覚えてもらった。
なかなかタイミングがなくて。
あと、酒を飲み交わした。
ゆっくり腰を据えて話をしたのは初めて。
やっぱり、あの人は俺が思っていたような人だった。
いつも、会議の場で面白くない話しか聞いたことがないから、
腹の中を探ることはできなかったし。
経験談(武勇伝?)を聞いて、その出で立ちの裏付けもわかったし。
やはり尊敬できる人なんだと。
勉強になった。


タイミングと言えば、同僚。
面白い究極の選択を強いられたみたい。
なかなかヤツの悩む姿は見ないから、隣でニヤニヤしてしまう。
どっちも魅力ある事だし、どう転ぶかわからないけど、俺はお前の親友であり戦友だ。
俺ができるのは背中を押してやることぐらいだ。
幸せな悩みだから楽しんで悩むといい。


あと、二次会に行く途中、昔の会社跡に連れて行ってもらった。
副社長が子供のようにはしゃぐ姿を見たら、当時の映像を垣間見れた気がした。
すげぇ頑張ったんだとも思ったし、楽しい思い出もたくさん詰まってるんだと。
ちょっと怪しい場所にあったけどね。
でも、それも歴史だし。


やっぱり、コミュニケーションは大事だ。