ビンテージとアウトレット

明日の歓迎会は、部長の就任祝いも兼ねてる。
そこでプレゼントを贈りましょうということになったわけで、
決まったのは入社当時と同じ年のワイン。
正確にいうと82年もの。
ワイン通に言わせると、582年は物凄い、いい年だったからないよと。*1
だから店を探してもあるわけがないんだが。


やっと見つけたワインは、4万8千円〜8万8千円。
たけぇよ。
いくら部長だからっても、明らかに予算オーバー。針も振り切れるっちゅうの。
どこのワイン店に電話しても、無いといわれるし、
終いにゃ鼻で笑われる始末。
さすがヴィンテージ。
これぞヴィンテージ。
諦めました。


でもさ。
ネットで見ると、手頃なのあるんだよね。
なんでだろ?
これはアウトレットと呼ばれるもので、
品質も高くないし、保存も大事にされて無いみたい。
中身も、後生大事に管理されてるものとは違うんだろうけど。
でも、値段が手頃。
六千円前後だよ!
ちょっといいプレゼントに最適!


でも、ネットだと発送してもらわなきゃならないから、時間がかかる!
明日には確実に手にしたい。
だから、ない頭を捻りましたよ。


関東圏に店舗がある店を探して、直接電話。
在庫確認したあとに、直接取りに行く戦法!
これ、大都市の特権ネ。
交渉は済んだので、あとは先輩に任せた。
手に入るといいなぁ。


同じ年代ものでも、ヴィンテージとアウトレットで全然違うんだと。
むしろ、ワインにアウトレットが存在することが衝撃だね。
勉強になりました。

*1:旨いワインだから、みんながこぞって飲む。だから在庫が希少