クラスチェンジ

blogでも秘密にしてきましたが、公開しますわ。
リアルお仕事ですが、技術職から営業職に転向しました。
 
会社を辞めたわけではありません。
ダーマ神殿に行ったわけでもありません。
クリスタルを拾ったわけでもありません。
 
自分の会社の中で、SEから営業職へということです。
 
経緯は、こんなところ。

3月中旬 上司から打診がある。
2日間  めちゃくちゃ悩む。
2日後  営業やります。と回答をする。
3日後  大切な人だけ公表。
3月下旬 自社の内輪で公表。
4月初旬 仲の良いお客様に公表。
昨日   全グループ社員の前で公表。

 
俺を昔から知ってる人なら、
「何で??あ〜。でも分かる気がする〜」
ってところじゃないかな?
 
もともと、なんで技術職を選んだかと言うと、
小学生からPCって面白いなぁと魅力に取り付かれた。
12年前に部活にはいって本格的にPCを触りだして、
PCを使う業界を選んだ。*1
それから、「手に職」の意識があって、
高校・専門学校とずっと、こっちの道ばかりを歩いてきた。
ここまできて、道を変えるのもなんだし。ってことで、
エンジニアの道を選んだ。
入社して4年間、保守開発に携わって開発の面白さと、運用の大切さ学んだ。
しかし、「新規開発」をしたいという気持ちが強く、
現場をあがる調整を2年以上かけてやってきた。
その最中での、「営業職」という転機がやってきた。
 
俺がエンジニアになると言うことに対し、周りから見たら「当然」と思われるだろうが、
それなりに浮気心もあった。
だから、レストランのバイトもしたし、接客のバイトもした。
お金もさることながら、経験として活かせると考えていたから。
だから、常に「技術に偏ってはいけない」と言う気持ちがある。
 
今回の営業職への転向に対して、
Yesを出すのにも、ものすごく勇気が欲しかった。
いままで、技術のみで生きてきた自分にできるのか。
開発への未練はたくさんある。
基本設計、触ったことのない言語での開発、プロジェクトマネージメント、etc。。
やり残したことも山積み。
今までにできた仲間たちと一緒に業務をこなしたいという夢もあった。
 
でも、それを振り切って営業職に転向するには、当然意味がある。
システム屋営業はある種、顧客と社員のマネージメントも行うし、
人員に対しての調整・折衝もする。
これからは、売り上げが俺の評価になるし。
やはり、技術でいる限り、自分の売り上げはあまり見えない。*2
ただ、仕事をこなすというのは、好きではないし、
自分が選んだ人材で売り上げを獲得していくと言うのも、魅力的。
しかも、今まで何も知らなくていい平社員だったのが、
いきなり次長クラスの機密事項に触れることにもなる。
営業をすることで、自社への経営にも足を踏み入れていくということが、魅力でもある。
10倍きついけど、10倍面白い仕事らしい。
望むところだ。
 
向いている・向いていないは別の次元として、続けることが大事だ。
もう、後戻りできないしね。
これから、いろんな人が俺に向ける目が変わる。
気分も、身の置き方も、転職とあまり代わりがないから、
新たに「新人」として、取り組んでいこう。

*1:当時はゲームクリエイターになりたかったけれど

*2:特にうちの会社はね。