勘違い君、本当にそうか?

この記事は自分としては、違和感バリバリだ。
 
プログラマの労働条件を過酷にしているのは、過酷な労働条件を受け入れるプログラマです - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ
 
自分が見てきて感じていることから話そう。
  
プログラマ(以後、PG)が過酷なのは、殆どの場合、SEやPMや、もっと言えば、営業のせいですが。
計画がずれてるから、プロジェクトを赤字にならないように、サービス残業するほか無いわけで。
上流過程が押してるから、PGがしわ寄せがくる。
その計画の時点で首が突っ込める人は、PGじゃないだろ。
このご時世で、PGだけに特化して生きていかれる人も偉いと思うが。
 
あと、もうひとつ理由がある。
PGになる人間は、大抵若い。
仕事のあり方、生き方を考える前に、というか社会人として一人立ちする前から、PGとして働く人が大半ではないだろうか。
そういう人材が破綻プロジェクトに放り込まれたら、責任もって仕事終わらせることを優先して、サービス残業おかまいなしに働く。
そのまま考える暇なく、次々に仕事をこなしたら、廃人PGの出来上がりです。
自分の周りだけかもしれないけれど、腹黒いPGってそんなに居ないと思うし。
 
確かに、できないことをできないということも大事だし、サービス残業が違法である認識は必要。
ただ、自分自身を正当な金額で評価できるPG、SEがどれほどいるのか。
フリーランスで働ける世の中にはなってきているけど、これから二重派遣偽装請負の問題で、個人は嫌がられます。そしたら、仕事もなくなります。
目の前に見えるお金を取るか、将来の安定を取るか。それは人それぞれですが。
 
あ、そうそう。PGに夢を抱いている方は、これ読んでおきましょう。
http://naruniha.tank.jp/naruniha/